2018.04.04

ラッキーライラック対アーモンドアイ。
桜花賞バトルはどちらが勝つか

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki photo by Yamane Eiichi /AFLO

 今週末8日、阪神競馬場では3歳牝馬クラシックレースの第1弾・GI桜花賞(芝1600m)が行なわれる。

 今年は昨年の最優秀2歳牝馬ラッキーライラック(牝3歳・松永幹夫厩舎)が断然の人気を集めそうだ。同馬は8月の新馬戦(新潟・芝1600m)、GIIIアルテミスS(10月28日/東京・芝1600m)、そしてGI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月10日/阪神・芝1600m)と3連勝してJRA賞最優秀2歳牝馬のタイトルを獲得した。

年明け初戦のチューリップ賞も勝って、無敗で桜花賞に臨むラッキーライラック
 年明け、約3カ月ぶりだった前走のGIIチューリップ賞(3月3日/阪神・芝1600m)も1分33秒4の好タイムで2馬身差をつける圧勝を見せた。前走からプラス10kgと成長が感じられる馬体で、レースでもスッと3番手に控え、直線で満を持して追い出されると鋭く伸び、まったく危なげのない走りを見せた。

 本番に向けて不安なし、とも言えるが、ラッキーライラックにとって嫌なデータもある。2歳女王が桜花賞を勝ったのは、過去20年で2001年テイエムオーシャン、2009年ブエナビスタ、2010年アパパネのわずか3頭だけだ。

 さらに、2歳女王が前哨戦を勝利して桜花賞に臨むというケースも意外と少なく、前出のテイエムオーシャンとブエナビスタに加え、2007年ウオッカ、2016年メジャーエンブレム、2017年ソウルスターリングの5頭で、桜花賞を勝利したのはテイエムオーシャン、ブエナビスタの2頭となる。