2018.03.16

スプリングSは「ひっそり系穴馬3頭」が
目立たぬように隠れているぞ

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 2015年に5番人気ながら、断然人気のリアルスティールを2着に退けた、のちのGI7勝馬キタンサンブラックも、これに似たパターン。新馬、500万下と連勝していながら、短距離血統と見られて主力扱いされなかった。

 こうした傾向から、今年も直前に500万下を勝ち上がった馬。それでいて、人気が上がりそうもない馬を狙いたい。

 こちらも何頭か対象になりそうな候補はいるが、面白そうなのはハッピーグリン(牡3歳)だ。

決め手のある末脚を秘めたハッピーグリン 地方競馬のホッカイドウ競馬に所属する同馬だが、2歳時からJRAの芝レースへチャレンジしてきた。その適性は高く、昨夏は札幌で行なわれたオープン特別に2度出走し、いずれも3着と健闘した。

 そして前走、東京開催の500万特別・セントポーリア賞(1月28日/芝1800m)に出走すると、見事な勝利を飾った。道中、しっかりと脚をためると、最後の直線で上がり33秒3の末脚を披露。中央の難敵にあっさりと競り勝って、改めて芝レースへの適性の高さを示した。

 この鮮やかな勝ちっぷりによって注目度は高まったが、それでも強豪がそろう皐月賞トライアル。1、2を争うような人気は得られないとみる。とすれば、大金星獲得まで見越して、ハッピーグリンの一発にかけてみるのも悪くない。