タイムフライヤーは、もうGI馬なのに「よくなるのはダービーの頃」 (3ページ目)
「陣営のスタッフに聞いてみると、『(弥生賞に行かなかった理由は)ホープフルSで皐月賞(4月15日)と同じ中山の舞台をすでに経験し、しかも勝っているから』と話していました。さらに、『(クリストフ・)ルメール騎手が乗れるレースを優先した』とのことです。
陣営としては、すべて青写真どおりです。2度負けているのも、『展開のアヤが大きい』とスタッフ。クラシック獲りへの本気度は相当なものです」
3戦目の萩Sから手綱を取り続けてきたクリスチャン・デムーロ騎手は、短期免許期間ではないため、今回は騎乗できない。そこで、クラシック本番に備えて、トップジョッキーのルメール騎手をここで確保しておきたかったのだろう。
用意周到、準備は万全である。新GIの覇者タイムフライヤーは、この春さらにGIの勲章を増やしていくのか。強豪ライバルたちとの激突が待ち遠しい。
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