高配当の出るフェブラリーSは「砂嵐を呼ぶ4頭」を馬券に組み込め! (5ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Spots Nippon/Getty Images

「チャンピオンズC(15着)、東京大賞典(5着。12月29日/大井・ダート2000m)と、ここ2戦の走りを見て思ったのは、ロンドンタウンは本質的にはマイルぐらいの距離が合っているかもしれない、ということ。中距離戦で結果を残しているのは小回り戦が多く、うまくごまかしていた面があるのでしょう。マイルへの距離短縮でパフォーマンスを上げてきそうなタイプだけに、怖い1頭ですよ。

 ニシケンモノノフは、昨年も5着と善戦。正直、マイルはぎりぎりというイメージですが、今年は中距離志向の馬がそろった印象で、序盤は淡々と進みそうな展開が予想されます。その分、例年ほどスタミナが要求されず、道中も余力を残して運べるのではないかと思っています。ならば、前々でスムーズに流れに乗れそうな同馬が、昨年以上の結果を残してもおかしくありません」

 激戦のフェブラリーS。ダート戦線の世代交代がここで一気に進むのか。それとも、ベテラン勢がまだまだ意地を見せるのか。いずれにせよ、「どの馬にもチャンスがある」と言われる今年は波乱の匂いがプンプンする。

◆フェブラリーSこそ「大物穴馬」の出番。この3頭が勝つ気マンマンだ>

◆フェブラリーSなら信頼のゴールドアリュール産駒。中でも狙い目は?>

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