JCでキタサンブラックを倒せるのは、未対戦のレイデオロしかいない (5ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 また、主戦が同じ僚馬ソウルスターリング(牝3歳)も出走するが、陣営はルメール騎手を早くからレイデオロに据えて、この秋を迎えた。

「トレセンで間近で見ていても、レイデオロは明らかに春よりも馬が大きくなっています。そして、今回もダービーと同じく1週前と直前と2週連続で、(栗東所属の)ルメール騎手が(美浦での)追い切りに駆けつける予定です」(木南記者)

 理想的なローテーションを組んで、万全の態勢で挑むジャパンカップ。レイデオロがジャングルポケット以来の快挙を遂げる可能性は大いにある。なにより、エリザベス女王杯、マイルCSと、3歳馬が古馬相手に立て続けにGIを制している今、この勢いに3歳の"総大将"が乗り遅れるわけにはいかない。

◆「ちょっと待て、打倒キタサンはサトノクラウンだ」説も浮上>>

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