ダービー馬に逆らえない神戸新聞杯も「ヒモ勝負」2頭で配当ウハウハ (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 では、今年のメンバーで同じような馬はいるのか。近いタイプと言えるのが、ベストアプローチである。

ひと夏越しての成長が期待されるベストアプローチひと夏越しての成長が期待されるベストアプローチ 春にはGII青葉賞(4月29日/東京・芝2400m)で2着と奮闘。ダービーへのチケットを手にしたが、同舞台では9着と馬群に沈んだ。今回はそれ以来のレースとなるため、人気は上がりそうもない。

 とはいえ、ダービーでの敗戦も、勝ったレイデオロからコンマ7秒差。着順で見るほど、惨敗という結果ではなかった。もし夏場に急成長を遂げていれば、菊花賞への主役候補に躍り出てもおかしくない。

 先週のセントライト記念(9月18日/中山・芝2200m)では、ミッキースワローが春の実績馬たちを一蹴。新たなスター候補として台頭した。神戸新聞杯でも春の勢力図を塗り替えるような"惑星"が現れるのか、必見である。

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