2017.07.21

高配当狙いの中京記念。「中京なら
オレの出番」と、この馬たちが言う

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki  photo by Nikkan Sports


 ピークトラム(牡6歳/栗東・橋口慎介厩舎)は昨年の2着馬。中京芝1600mは2歳7月の未勝利戦で2歳コースレコードを出して快勝している。昨年はOP谷川岳S(新潟・芝1600m)を勝っての参戦だったが、今年は同レース(4月30日)8着からなので昨年ほどの勢いはないように見える。ただ、今年に入って4戦目(昨年は5戦目)と、多少余裕のある臨戦過程であるのは好感が持てる。父チチカステナンゴの産駒は中京・芝1600mで好成績を残しており、コース改修された2012年以降5勝、2着4回。勝率19.2%、連対率34.6%と高い数字を残している。チチカステナンゴ産駒の全条件の成績を見てもこの数字は目立っており、チチカステナンゴ産駒が最も得意とする条件と言っていい。このレースは2012年、13年連覇のフラガラッハ、2013年、14年と2年連続2着のミッキードリームと、前年の好走馬が続けて好走するケースも多い。注意しておきたい。

 昨年3着のケントオー(牡5歳/栗東・西橋豊治厩舎/父ダンスインザダーク)も出走予定。近走は勝ちきれないものの、前走のOP六甲S(3月26日/阪神・芝1600m)3着、3走前のOP洛陽S(2月11日/京都・芝1600m)3着と、芝1600mでは好走を見せている。昨年は4歳馬での参戦だったが、今年は5歳馬となっての参戦。このレースは4歳の勝利がなく、2着2回が最高成績。5歳が3勝、6歳が2勝と、キャリアの豊富さもポイントになっている。約4カ月ぶりの出走となるが、コース成績と馬齢を考えると軽視はできない。

 以上、人気上位が予想される有力馬と、コース適性が高い馬を取り上げた。筆者としては"荒れるレース"と見込んで、ムーンクレスト、ピークトラムあたりの激走に期待したい。

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