桜花賞まで1カ月。3歳牝馬の頂点を争う「最新ランキング」発表 (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Miura Koichi

 3位は、前回の2位からひとつ順位を落としたリスグラシュー(牝3歳/父ハーツクライ)。同馬もチューリップ賞から始動。阪神JF2着の雪辱を狙う。


吉田氏
「阪神JFは枠入れの順番で物議を醸しましたが、いずれにしろ、大外枠で出遅れて外を回る大きなロスがありながら最速の上がりをマークして、勝ったソウルスターリングとはコンマ2秒差。十分に評価できる内容だったと思います。2月22日の追い切りでは、アルテミスS(2016年10月29日/東京・芝1600m)でコンビを組んで勝利した武豊騎手が騎乗。素晴らしい動きを見せていました。目に見えるような馬体の成長はありませんでしたが、ストライドをしっかりと伸ばした走りは健在です。阪神JFのリベンジに向けて、陣営の意気込みも相当なもの。チューリップ賞→桜花賞と"ホーム"で戦える利は、かなりのアドバンテージになるでしょう」

本誌競馬班
「出遅れなど課題がある分、上位2頭よりも評価を落としましたが、能力的な差はないと見ています。決め手は世代トップクラスでしょう」

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