2016.06.24

キーワード「惨敗」と「牝馬」で、宝塚記念の穴馬が3頭わかった

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

特集:宝塚記念 打倒!ドゥラメンテ(5)

 6月26日に行なわれるGI宝塚記念(阪神・芝2200m)は、ファンの心踊る豪華メンバーが顔をそろえた。

 昨年のクラシックを賑わせたドゥラメンテ(牡4歳)やキタサンブラック(牡4歳)をはじめ、昨秋の古馬戦線で主役を張ったラブリーデイ(牡6歳)ら、総勢6頭のGI馬が集結。加えて、前走のGII大阪杯(4月3日/阪神・芝2000m)を快勝したアンビシャス(牡4歳)や、初GIとなった天皇賞・春(5月1日/京都・芝3200m)で3着に好走したシュヴァルグラン(牡4歳)など、伸び盛りの期待馬たちも参戦し、現役古馬トップクラスによる上質な攻防が見られそうだ。

 それでも馬券を買うファンとしては、上半期の最後に”大穴”をゲットしたいと思うもの。粒ぞろいのメンバーがそろった宝塚記念だが、ここでは過去の宝塚記念をヒントに”荒れる”要素を探ってみたい。

 過去10年の宝塚記念を見ると、1着馬については、比較的堅い決着になっていることがわかる。単勝配当が20倍以上だったのは、2010年のナカヤマフェスタ(8番人気/単勝3780円)ぐらい。2008年のエイシンデピュティ(5番人気)をはじめ、2011年のアーネストリー(6番人気)、2015年のラブリーデイ(6番人気)とわりと人気薄の馬が勝った年もあるが、それぞれ”大穴”というほどの低評価ではなかった。