2016.01.25

注目馬エイシンティンクルは、兄エイシンヒカリを超えられるか

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!新馬情報局(2016年版)
第34回:エイシンティンクル

 昨年末、国際GIの香港カップ(香港・芝2000m)で、華麗な逃げ切り勝ちを決めたエイシンヒカリ(牡5歳/父ディープインパクト)。3歳の4月(2014年)にデビューした遅咲きの快速馬は、11戦9勝というキャリアで初のGIタイトルをつかんだ。

 今年は、どこまでその逃げ足に磨きをかけていくのか。国内から海外まで、エイシンヒカリに対するファンの注目度は高い。

 そんな中、エイシンヒカリの妹、エイシンティンクル(牝3歳/父ディープインパクト)がデビューへ向けて着々と準備を進めている。

躍進著しい快速馬エイシンヒカリ。当然、その妹エイシンティンクルへの期待は高い 兄エイシンヒカリとは、父も同じ「全妹」の関係。管理する厩舎も、兄と同じ栗東トレセン(滋賀県)の坂口正則厩舎というエイシンティンクル。同馬に対して、管理するスタッフからはこんな声が聞こえてくるという。関西競馬専門紙のトラックマンが語る。

「1月下旬の段階で506kgと、牝馬にしては雄大な馬体を持っています。なんでも『今回入厩する前に、急激に体が大きくなった』とのことで、やっと成長してきたのかもしれません。この兄姉は全体的に成長が遅いタイプで、入厩が年明けになったのも、『アクシデントや脚元の不安があったわけではなく、成長を待った』と聞いています。『兄よりも、馬体は見栄えがする』と、スタッフはかなり楽しみにしていますね」