荒れる有馬記念。人気薄の激走パターンで見えた「穴馬2頭」 (5ページ目)
それに相当するのは、アルバート(牡4歳)とゴールドアクター(牡4歳)の2頭。馬券的な妙味を考えるならば、昨年の菊花賞で3着だったゴールドアクターよりも、人気が低そうなアルバートか。
アルバートは、下級クラスから4連勝を飾って、前走のGIIステイヤーズS(12月5日/中山・芝3600m)で初の重賞タイトルを手にした。しかもその内容が、2着に5馬身差をつける圧勝劇だった。成長著しい同馬が、オーシャンブルーの再現を果たしてもおかしくない。
いよいよ目前に迫ってきたグランプリレース。はたして、ファンが夢を託した馬たちの、2015年最後の激走はどんな結末で終わるのだろうか――。
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