【競馬】スプリンターズS、過去10年の結果から見えた「3頭の穴馬」 (4ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 最後に、大金星組のウルトラファンタジーとローレルゲレイロが、ともに逃げ切り勝ちだったことに着目したい。それら2頭を含めて、スプリンターズSでは、近10年で4度も逃げ切り勝ちがある。とすれば、逃げ馬のマークも外せない。

 今回注意すべきは、前走のセントウルSで逃げ切り勝ちを収めたアクティブミノル(牡3歳/父スタチューオブリバティ)。前走がフロックと見られて人気しないようであれば、積極的に狙ってみても面白い。

 ゲートが開く瞬間が刻一刻と迫ってきたスプリンターズS。主役不在の中、新たな“絶対王者”が誕生するのか、それとも伏兵馬が大波乱を起こすのか。70秒弱で決着がつく“快速ドラマ”から目が離せない。

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