2014.12.05

【競馬】チャンピオンズC、古豪2騎が有力4歳勢を蹴散らす

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 まず、ローマンレジェンドの強調材料として挙げられるのは、コース実績である。

 ローマンレジェンドは4歳時、一昨年のJCダートの前までに破竹の6連勝を飾った。そのとき、今回と同じ条件で行なわれたオープン特別に出走。1分49秒4の好時計を出して圧勝しているのだ。このタイムは、改装後の中京ダート1800m戦では2番目に速いタイムとなっている。

実力馬ローマンレジェンド。チャンピオンズカップで完全復活なるか。 また、5歳以降は故障などもあって、4歳時ほどの勢いが見られなかったものの、7カ月ぶりに出走した前走エルムS(7月27日/札幌・ダート1700m)では、今回も有力馬に挙げられるクリノスターオー(牡4歳)やインカンテーション(牡4歳)を退けた。明らかに復調気配にあるローマンレジェンド。管理する藤原英昭調教師も、チャンピオンズカップに向けて前向きな言葉を口にした。

「4歳のときは押せ押せでやっていって、JCダートではお釣りが残っていなかった。その後、東京大賞典(2012年12月29日/大井・ダート2000m)には勝てたけど、押せ押せでやってきたダメージが5歳になってから出てしまったのかもしれない。でも、じっくりと間隔を空けて立て直してきたことで、怪我の功名か、ここに来ていい頃の雰囲気が戻ってきた」