2014.12.01

【競馬】屈指の良血馬レーヴミストラル、満を持してデビュー

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局
第21回:レーヴミストラル

 来年の日本ダービー(東京・芝2400m)を目指して、続々とデビューする良血馬たち。その中でも、とりわけ注目度の高い一頭が、デビューを間近に控えている。栗東トレーニングセンター(滋賀県)の松田博資厩舎に所属する、レーヴミストラル(牡2歳/父キングカメハメハ)だ。

兄姉が果たせなかったクラシック制覇が期待されるレーヴミストラル。 レーヴミストラルが期待される理由は、兄姉が軒並み活躍しているからだ。2008年生まれのレーヴディソール(牝/父アグネスタキオン)は、デビューから3戦全勝で2010年のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)を快勝。その後、桜花賞トライアルのGIIIチューリップ賞(阪神・芝1600m)では、2着に4馬身差をつけて圧勝した。

 また、2006年生まれのアプレザンレーヴ(牡/父シンボリクリスエス)は、2009年にGII青葉賞(東京・芝2400m)を勝利。続く日本ダービーでは、4番人気で5着と健闘した。

 兄姉の活躍はそれだけにとどまらない。2005年生まれのレーヴダムール(牝/父ファルブラヴ)は、2007年の阪神ジュベナイルフィリーズで2着。レーヴミストラルのひとつ上の姉レーヴデトワール(牝3歳/父ゼンノロブロイ)も、今年4月のGI桜花賞(阪神・芝1600m)で5着と善戦。9月に行なわれたオープンの紫苑S(新潟・芝2000m)では、のちの秋華賞馬ショウナンパンドラ(牝3歳)を退けている。

 兄姉がこれほどの実績を残していれば、弟であるレーヴミストラルが注目されるのも当然だろう。この血統を数多く手がけてきた松田調教師も、やはりこの馬に対する思いは強いようだ。関西競馬専門紙のトラックマンが語る。