【木村和久連載】ゴルフ会員権購入前は妄想が大事。「エアーメンバーごっこ」のススメ (3ページ目)
鶴舞CCでのメンバー生活は楽しかったです。でも、いろいろあってやめることに。
こちらも、退会したあとに館山道や東京湾アクアラインからの圏央道が一気につながり、鶴舞ICができて超便利に。またしても、なんだんねん。館山道の姉崎袖ヶ浦ICを降りて、えっちら30分以上も下道を運転していたのが懐かしいですな。
という過去を踏まえて現在に至り、またしても会員権購入妄想癖が起こり、最近は連日相場表を見ています。
それでは、会員権の購入とはいったい何なんでしょうか。
それは、結婚と一緒です。そのこころは?
冷静だったら、絶対にしない(買わない)......って、ちょっと問題発言ですが、あくまでパーソナルな妄想ジョークということでお許しを。
ゴルフ会員権(預託金方式の場合、株主会員権を除く)とは、不動産の購入とは少し違います。あくまでもプレー権を買うのです。
ならば、多くのコースでビジターもプレーできる現在、あえてメンバーになるメリットはあるのか?
それは、舶来の腕時計をするようなものでしょうか。
スマホ全盛の今、時計の必要性はないでしょうけど、腕時計の需要はあります。会員権はそれと同じニュアンスかな、と。高級外車、高級腕時計、ゴルフ会員権は、オヤジの"3大道楽"とも言えますからね。
ということで、もし今、自分の目の前に現金500万円あったら、どのコースの会員権を購入するか。まずは関東のコースを3つ、選択肢に挙げるでしょう。
具体的に名前を出すと、会員権屋さんの手先と思われかねないので、やめておきますね。ここからはイニシャルでの紹介とします。
第一候補は、茨城県の「R」。第二候補は埼玉県の「H」。そして、第三候補は神奈川県の「R」です。
いずれも古い名門コースで、電車のアクセスがいいです。つまり、クラブバスの本数が多く、いつでも気軽に電車ゴルフを楽しめます。
これは、今からだんだん歳をとり、車を運転してゴルフなんてできなくなるのを予測してのプランです。どうです、先見の明があるでしょ。
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