果敢にツーオン狙い。松山英樹の勝負勘と圧倒的技術の結晶を見た (4ページ目)
「初優勝の喜びよりも、敗れた悔しさの方を覚えていますね。僕はローアマとして表彰式に出る必要があったんですけど『この場にいたくない』と思っていた。アマチュアとして、僕は優勝しか考えていなかった。予選落ちも2位も同じという考えでした。だから、初優勝の時の18番のセカンドは、プロとなった今ではもう打てないかもしれないです(笑)」
松山は国内ツアーをわずか1年で"卒業"し、2014年からは米国を主戦場としてきた。これまで国内8勝に加え、PGAツアーでも通算5勝を積み上げている。すべては、2011年の三井住友VISA太平洋マスターズから始まったのである。
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