【木村和久連載】「コロナ騒動」による、最近のゴルフ事情と今後... (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 現在、電車による都内の通勤ラッシュはだいぶ緩和されていますが、自動車の数はさほど減っていません。毎朝、国道246号線を行き交う車を見ていますが、かなり渋滞しています。みなさん、車移動なら安全と思っているんですね。

 それはともかく、「ひとりゴルフ」は10年前ぐらいから始まった予約システムで、誰かと組み合わせになりますが、多くのコースが予約を受け付けています。そこで、2サムぐらいでラウンドすれば、感染リスクは結構減らせるんじゃないですか。


「ひとりゴルフ」の予約システムが流行っているとはいえ、ひとりだけでプレーする時代が主流になるとは思えませんが...。illustration by Hattori Motonobu「ひとりゴルフ」の予約システムが流行っているとはいえ、ひとりだけでプレーする時代が主流になるとは思えませんが...。illustration by Hattori Motonobu
(4)コンペはNG。やるならオープンコンペか
 ゴルフが悪いのではなくて、プレー後の会食が悪い――そういう状況ですので、たくさんの人が集まるコンペは、当分の間自粛を余儀なくされています。もし、その代わりにやるとしたら、コースなどが主催するオープンコンペが向いているでしょう。でも、今はスポンサーがつかないだろうなぁ......。

 オープンコンペのシステムは、おおよそこんな感じです。

 プレーフィーとは別に、まずは参加費を徴収します。どこも安くて、1000円~2000円ぐらいでしょうか。スポンサーを募って、豪華景品を万遍なく配る方式になっています。飲料メーカーなどのセールスプロモーションに使われていたりするので、出したお金ぐらいの見返りはあります。もちろん、参加賞はみなさん、いただけます。

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