【木村和久連載】「コロナ騒動」による、最近のゴルフ事情と今後... (2ページ目)
けどそこから、多くの家庭ではもちろんのこと、世の中的に、ゴルフに行きづらい雰囲気になっていったのは確かです。
もし行くなら、完全な時間管理が強いられます。「誰と、いつ、どこへ行くの? 終わったら、まっすぐ帰ってきてよ」と、家族に念を押されての出陣です。
独り身ならともかく、子どもがいる家庭だと、奥さんから「何もこの時期にゴルフに行かなくてもいいんじゃない?」と言われ、夫婦喧嘩になることも......。
ゴールデンウィーク中は、連日ゴルフ場やゴルフ練習場の賑わいをドローンで撮影されて、テレビのニュースなどで取り上げられる始末。何も、そこまで目の敵にしなくてもいいのではないかと思っていましたが、当時は「ステイホーム」が叫ばれていましたからね。仕方がないのかも......。
(2)ゴルフ場の対応
ゴルフ場としても、休むと経営的に厳しくなりますから、細々と営業を続けるしかありません。休業要請されるまでは、生き残るためにも、やっていったほうがいいのでしょう。
そこで、ゴルフ場もいろいろと対策を考えました。そして、次のようなことをやり始めました。
・クラブハウスを使用しない
「3密」になりやすいクラブハウスをなるべく利用しない方策を講じるようになりました。トイレ以外、レストランやお風呂の使用を禁止し、キャディーバッグも自分で運んで、キャディーマスター室でチェックインを行なうとかね。清算も現金のみで、外でやるとか。
一部、レストランを営業しているところもあるようですが、隣の席との距離はものすごく空けています。そのうえで、限定メニューにして、さっさと食べていただく方式でやっているようです。
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