【木村和久連載】「コロナ騒動」による、最近のゴルフ事情と今後... (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

・スループレー
 こちらも、クラブハウスを使用しないための方策のひとつです。お昼は各自で済ませてください、と。お弁当みたいな、持ち運びできる食べ物を提供しているところもあるようですが、乗用カートや屋外テラスで食べてください、となっています。

・レーキを持たせない
 バンカーの砂をならすレーキは共用なので、アメリカのコースでは使ってはいけないんだとか。それを見習ってか、日本でもそういうコースがいくつかあるそうです。

 とすると、そこのバンカーは荒れ放題なんでしょうか? あるいは、バンカーから打たせないとか? いろいろ大変ですな。

・服装もフレキシブル
 今までジャケット着用など、服装に厳しかったコースでも、その辺に関してはかなり緩くなっているようです。ゴルフウエアに、スパイクレスシューズを履いて、そのまま入場できるとかね。

 最近は、街中も歩けて、ゴルフ場でも使える、スパイクのないゴルフシューズが流行っています。靴底を見ると、強化ゴムみたいなイボイボがあって、それがスパイク代わりなんですな。

 だから、家を出る時から履いてきた靴で、車に乗って、ゴルフをして、また車に乗って帰ってくる。そういうことができるんですね。

(3)ひとりゴルフ
"コロナ騒動"で俄然注目を集めているのが、「ひとりゴルフ」です。

 ひとりでコースの予約をして、ひとりでゴルフ場に向かうなら、新型コロナウイルスに感染する可能性は相当低い、という考えです。

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