2018.01.30

タイガー・ウッズ復帰フィーバーの中、
松山英樹は今季初Vへ予行演習?

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Reiko Takekawa

 まさに”ウッズ・フィーバー”に沸いた今大会だったが、その喧騒の中で、日本注目の松山英樹も静かに奮闘していた。

最終日に同組でラウンドした松山英樹とタイガー・ウッズ。photo by Kyodo News 初日はウッズと同じ「72」のイーブンパーで回って、84位タイと出遅れたものの、2日目に盛り返して予選突破。ウッズと同組となった最終日には「69」と、その日のベストスコアをマークして、通算5アンダー、12位タイでフィニッシュした。

「下の順位で回っている分、プレッシャーというのは少ないので何とも言えないですけど、そういう意味では(最終日は)タイガーと一緒だったので、ギャラリーがたくさんいる中でプレーできたことは大きかったと思う。(全体的なプレーの)内容は少しずつよくなっているので、それを次につなげられればいいなと思います」(松山)

 初日はショットが乱れて、松山はかなり苛立っていた。距離の短いパー5の10番スタートで、ティーショットをいきなりバンカーに入れてパー発進。13番、14番と連続ボギーを叩くと、厳しい表情が一層険しくなった。

 後半になって、ショットがやや復調。スコアを取り戻して、どうにかイーブンパーにまとめたが、思わぬショットの乱調ぶりには、松山も不満を漏らすしかなかった。

「うまくしのげたホールもあったので、そこら辺は評価したいと思うけど、今日は、ショットが話にならないくらいよくなかった。(自らの調子自体も)思ったより悪かった。ショットもパットも? そうですね……。全体的に、ですね」