全英OP、日本中が愕然とした「痛恨の一打」を松山英樹が振り返る (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 それでも、松山の挑戦はここで終わるわけではない。今季もまだ、メジャー第4戦の全米プロ選手権(8月10日~13日/ノースカロライナ州)が控えている。

「(全米プロなど今後に向けて)ちょっとしたきっかけをつかめそうだったのが、(最終日のラウンドで)なくなってしまった。改めて(勝つために必要なことを)考えて、次に何をしなければいけないのか、(イチから)やっていかなければいけない。ただ、(今大会も)今の中のベストを尽くしたつもりなので、これをしっかりと次に生かしていけるようにしていきたい」

 優勝したスピースが松山を抜いて世界ランキング2位に浮上したが、松山も堂々の世界3位である。スピースをはじめ、世界のトッププレーヤーは口をそろえて言う。

「ヒデキはいつメジャーを勝ってもおかしくない」

 その日は必ず来る――今はそれを信じて待つだけだ。

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