10度目の2位。それでもR・ファウラーは勝者の最終パットに歓喜した (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

「ダフ(ダフナー)が落ち込む心配なんて、何もしなかったよ。みんなでいろいろな話をしていたんだ。当然、ゴルフの話もする。良かったショット、悪かったショット......いろんなことさ。そうして、最終日は僕とダフはマッチプレーのようなシチュエーションとなった。もちろん、僕は勝ちたかったけど、彼の素晴らしいプレーがうれしかったんだ」

 戦いを終えたファウラーは清々しかった。

 ファウラーは、今週のフェデックス・セントジュードクラシック(6月8日~11日/テネシー州)に出場し、翌週は今季のメジャー2戦目となる全米オープン(6月15日~18日/ウィスコンシン州)に臨む。

「まずは"優勝争い"に入ること。その数が増えれば、必ず勝利する数が増えるのだから」

 今季のメジャー初戦、マスターズは11位。はたして、全米オープンではどんな活躍を見せてくれるのだろうか。本人が言うとおり、まずは優勝争いに加わっていくことを期待したい。

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