【木村和久連載】ゴルフはスポーツ? それともレジャー? (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 その厳しさをうまく回避するテクはないのか? 実はあるんです。それが、「ローカルルール」というやつです。

 例えば、ティーショットが谷に入ったら、「前進4打」なんていうのをよく見かけるでしょう。もし正式のルールなら、谷を越えるまで打たなければなりません。でも、それをやると、下手なアマチュアは日が暮れるので、ゴルフ場によって「ローカルルール」を定めているのです。

 というわけで、自分たちのパーティーでなら、“特別ローカルルール”を決めて、大叩きをしないようにするのがいいと思います。

 例えば、バンカーから出すときは、2回までに。それでも出なければ、3打目は外からノーペナルティーでアプローチしていいとか。パットも3打までにして、4打目はオーケーにするとか。そういうことを、同伴競技者と協議して決めれば、楽しくラウンドできます。

「ありのまま打つのが、ゴルフ」と言われていますが、それは、コンスタントに80台を出せるようになってからで、十分だと思いますよ。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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