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久保建英が見せたハイレベルな能力 レアル・ソシエダ大勝でヨーロッパリーグ16強へ (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

 68分、久保はお役御免でベンチへ下がっている。今後は中2~3日の過密日程が続く。ラ・リーガのレガネス戦、スペイン国王杯準決勝のレアル・マドリード戦、ラ・リーガのバルセロナ戦。さらに3月6日にはELラウンド・オブ16で、マンチェスター・ユナイテッドあるいはトッテナムとの対決が控えているのだ。

 ラ・レアルがELで戴冠するためには、強大な敵を打ち破らないといけない。ミッティラン戦とは逆の構図になるだろう。そこで、どうやって波乱を起こすのか。バレネチェアが調子を上げているのは朗報で、アレックス・レミーロのファインセーブも欠かせない。

 だが、やはり切り札は久保だ。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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