岡崎慎司は第二の人生も「ダイビングヘッド」で サッカー人生が詰まった現役最後の51分間 (4ページ目)
それが自分の人生だなと常に思ってきた。その座右の銘が今、自分の人生で一番大事なこと。どんなことでも挑戦したい、ダイビングヘッドみたいに飛び込んでいくことは、これからも続けると思います」
試合中、そして試合後と、終始笑顔ですっきりした表情だった岡崎。来週末には今季チーム最終戦を残しているが、出場の意向は「ないっす」と即答した。すでに気持ちは次に切り替えているようだった。
欧州で指導者の資格取得を目指す岡崎は、ダイビングヘッドで飛び込んでいく。
著者プロフィール
了戒美子 (りょうかい・よしこ)
1975年生まれ、埼玉県出身。2001年サッカー取材を開始し、サッカーW杯は南アフリカ大会から、夏季五輪は北京大会から現地取材。現在はドイツを拠点に、日本人選手を中心に欧州サッカーを取材中。著書『内田篤人 悲痛と希望の3144日』(講談社)。
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