2020.11.16

プレミアで躍進。アストン・ヴィラのカウンターがうますぎる

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
アストン・ヴィラのカウンターの場面。ワトキンスはどう動いてラストパスをもらった?

 今季のプレミアリーグで最も印象的な開幕スタートを切ったのは、リバプールでもマンチェスター・シティでもなく、間違いなくアストン・ヴィラである。

 クラブ史上90年ぶりとなる開幕4連勝を飾ると、昨季王者リバプール相手に7-2で大勝した第3節は世界中に衝撃を与えた。

 第8節終了時で6位だが、第1節が延期になりほかのクラブより消化が1試合少ないことを考慮すると、今頃首位を走っていてもおかしくない。昨季17位で辛うじて残留を決めたクラブとは思えない進化を遂げている。
 
 今季のアストン・ヴィラは5勝のうち4試合でクリーンシート。ハマった時は守備が強固でカウンターはとにかく鋭い。その中心となるのが生え抜きキャプテンのジャック・グリーリッシュだ。抜群のキープ力から決定機を創出するだけでなく、フィニッシュにも長ける。

 そして今季加入したFWオリー・ワトキンスは、昨季チャンピオンシップ(2部)の得点王だ。ここまで7試合6得点で、リバプール戦ではハットトリックの活躍を見せた。

グリーリッシュが左サイドから持ち込みカウンター。前線のワトキンスはどう動いただろうか 第8節アーセナル戦では、そのふたりからゴールが生まれた。後半30分、グリーリッシュがカウンターからドリブルで持ち上がったこの場面。ワトキンスはどう動き出しただろうか?