2020.07.13

グアルディオラが溺愛する20歳の俊英。
相手を誘うプレーが見事

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ
〜勝負を決めるワンプレー~

Question
ギュンドアンにパスしたあと、背後を見たフォーデンはどうしたか?

 あのペップ・グアルディオラ監督が重用し続けている若き英傑がいる。マンチェスター・シティのフィル・フォーデンだ。グアルディオラは弱冠20歳のこのイングランド人MFを「見てきたなかで最も才能がある」と賞賛を惜しまない。

 8歳からシティのアカデミーでプレーしていたフォーデンは、その頃から秀でたタレントを見せていたという。鋭いドリブル突破に繊細なボールタッチ、優れたプレービジョン、高い戦術理解度。そのプレーぶりから、アンドレス・イニエスタにもたとえられる。

 シティの監督に就任した当初から、グアルディオラはその才能に惚れ込んだ。シティは今季終了後にダビド・シルバの退団が決定しているが、その穴を埋めるのはフォーデンになるだろう。

 イニエスタと比べ、フォーデンはよりゴールへの意識が高く、そこで個性を発揮している。第32節リバプール戦では、リーグ王者を相手にその才能を遺憾なく発揮した。

ギュンドアンへボールを落とし、背後を確認したフォーデン。このあとどんなプレーをしただろうか 前半45分、ロドリからのパスをワンタッチでイルカイ・ギュンドアンに落とすと、すぐに背後を見たフォーデン。彼はこのあと、どうしただろうか?