34歳カソルラ、37歳ホアキン...
リーガ終盤、ベテランたちが熱い! (3ページ目)
その楽観的な悟りが、彼にサッカー選手としての力を与えたのだろうか。ホアキンはベティス、バレンシア、マラガ、フィオレンティーナでプレーを続け、生まれ故郷のベティスに戻ってきた。そして「欧州最高」と言われたボールテクニックを、卓越した戦術眼でアップデートし、披露している。
「(ベティスの)キケ・セティエン監督のプレースタイルのおかげで、自分のプレー時間は延びたと思っているよ。もし以前と同じようにプレーすることを要求されていたら、きっと引退していただろうね。とにかくボールを多く触り、走る距離は少なくなった。よりプレーに関与し、それで勝つこともできている。楽しくないはずがないよ!」
ホアキンは明るく言って、第二の春を謳歌している。
老いてはますます壮なるべし。人はあきらめたときに、年を取るのだろう。面白がれなくなったときも、老いる。彼らは"若さ"を失っていないのだ。
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