2019.02.26

負けた原口と浅野は猛省。
勝った長谷部も反省。「今季1、2を争う悪さ」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 原口元気浅野拓磨が所属するハノーファーが苦しんでいる。

 シーズン開幕当初から下位に低迷していたが、後半戦に入って第19節でドルトムントに1-5と大敗したのを機に監督が交代。解任されたアンドレ・ブライテンライター前監督に代わって、ここ4試合はトーマス・ドル監督が指揮をとっている。

 しかし、指揮官の交代というカンフル剤も機能せず1勝3敗。1勝は最下位のニュルンベルクが相手。3敗はライプツィヒ、ホッフェンハイム、そして2月24日のフランクフルトと、上位勢との対戦が続くタイミングの悪さもあった。

 第14節以降、アジアカップの期間を除いて90分の出場を続ける原口元気もさすがにつらそうだ。

フランクフルト戦にフル出場した原口元気だが、チームは完敗した フランクフルト戦後、原口は「前半は悪くなかったですし、しっかり戦えていた」と、試合を振り返る。実際、前半に限れば攻撃的に試合を進めたのはハノーファーだった。とはいえ、ゴール前に迫りながら、相手を脅かすシュートを放つまでには至らない。

 一方、対戦相手の長谷部誠に言わせると、前半のフランクフルトは、木曜日にヨーロッパリーグのシャフタール・ドネツク戦を戦った疲労が残っており、「今季1、2を争う悪さ」だったそうだ。長谷部はMFジェルソン・フェルナンデスの負傷にともなってボランチで2戦連続出場。リベロに比べて運動量の多いポジションで、ふだんどおりのパフォーマンスを発揮することができなかったと振り返る。

 ハノーファーもフランクフルトも3-4-3の布陣。右ウィングバックでプレーした原口は、相手の左ウィングバック、フィリップ・コスティクを抑えるという守備的な役割を担っていた。コスティクに決定的な仕事をさせない時間帯が続いたが、その分、原口の位置は低くなり、攻撃参加は難しかった。