2017.09.15

「嫌われクラブ」の本領発揮できず。
ライプツィヒ初のCLはフワフワ

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガで1部に昇格した昨季、いきなり2位に躍進。”良くも悪くも”大きな話題を振りまいたRBライプツィヒが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)へのデビューを果たした。

先制直後にモナコに同点を許したライプツィヒ UEFAヨーロッパリーグやCL予選など、UEFAが主催するヨーロッパの大会に出場した経験がないまま、いきなりCLグループリーグで”ヨーロッパ・デビュー”を飾るクラブは初だというから、ライプツィヒが成し遂げた快挙がいかに大きいかが分かる。

 結果だけではない。ライプツィヒは昨季、世界4大リーグのひとつに数えられるブンデスリーガで、非常にアグレッシブで質の高いサッカーを展開した。

 高い位置からの積極的なプレスでボールを奪うや否や、一気に相手ゴールへ向かっていく速い攻撃を繰り出す。あたかもゴール前に次々と選手がなだれ込んでいくかのようなサッカーは、かなり痛快で魅力的だった。

 近年、ボルシア・ドルトムントやホッフェンハイムなど、攻守の切り替えの速さを武器に、ハイプレスとショートカウンターを繰り返すサッカーを展開するチームが次々に現れてきているが、ライプツィヒの躍進もまた、その潮流に乗ったものだ。