チェルシーに完敗。4試合で4通りのレスター布陣に岡崎慎司も当惑 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 この後、ふたたびレスターは失点。やるべきことの意思統一がなされているチェルシーと、戦い方が定まらないレスター。もともと力の差はあるにせよ、この時点で勝負は決していたようなものだった。

 岡崎も、冷静にチームの現状を分析する。

「試合の2日前から、今日みたいなプレッシャーのかけ方をいきなり練習して、それで臨んだ。監督的には、トッテナムがああいう試合していたから(3−5−2で臨んだのではないか)。

(注=1月4日の対チェルシー戦で3−4−2−1の3バックで臨んだトッテナム・ホットスパーが2−0で勝利している)。

(第20節の)ミドルスブラ戦は中盤ひし形の4−4−2。その前は4−3−3で、さらにその前は(中盤フラットの)4−4−2。そして今は3−5−2。

(第19節の)ウェストハム戦で(MFリヤド・)マフレズをトップ下で使ったり、(第20節の)ミドルスブラ戦で自分を起用してくれたり。ただ、『ちょっとイジりすぎているかな』という部分は見えますけどね。戦い方を同じにして、調子のいい選手を当てはめるというほうが、個人的にはいいかなと思うんですけど。監督的には『どうにかしたい』という考えで、いろいろ試している段階だと思う。こういうのが続くかなと思いますね。

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