2016.06.18

ヒゲのメッシは代表での初栄冠なるか? コパ・アメリカ決勝Tスタート

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Getty Images

グループリーグ第3戦、ボリビア戦は後半開始から出場したメッシ 決勝トーナメントに突入したコパ・アメリカ・センテナリオ(100周年記念大会)。ブラジル、ウルグアイといったライバル国が次々と脱落していく中、優勝候補筆頭の呼び声高いアルゼンチンは3連勝。18日(現地時間)、準決勝進出をかけてベネズエラと対戦する。

 リオネル・メッシは大会前のホンジュラスとの親善試合で腰を負傷し、初戦チリ戦(2対1)はベンチ。続くパナマ戦(5対0)は後半16分から出場して3得点、第3戦ボリビア戦(3対0)は後半開始から出場と、徐々に出場時間を増やしている。アルゼンチンにとってもメッシにとっても、ここからが本番だ。

 前回のコパ・アメリカでは決勝でチリに敗れるなど、アルゼンチン代表としてのメッシはタイトルに恵まれていない。だが、ファン・ロマン・リケルメが、「メッシ1人では勝てないのがフットボール。彼が代表で力を抜いているなんてありえない」と語っているように、メッシは何かと標的にされるということもある。今回のコパ・アメリカ前にも脱税疑惑の裁判のためにバルセロナに戻るなど、周囲の雑音も絶えなかった。

 しかし、ピッチに立つと、ボールに触るたびに進化する。それがメッシという選手である。