2016.02.05

マンチェスター・シティの中核が語る
「大波乱プレミア」の戦い方

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke  photo by Getty Images

 プレミアリーグは群雄割拠の時代に突入した――。

 第24節終了時で首位につけているのは、レスター・シティ。シーズン開幕前は「降格候補」と囁(ささや)かれていた"伏兵"がまさかのトップに立ち、勝ち点3差で2位のマンチェスター・シティが彼らの背中を追いかけている。

絡みつくようなディフェンスでチームに貢献する守備的MFのフェルナンド(左) 上位から中位の順位に目を移しても混戦模様は一緒で、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールがそれぞれ5位と8位に沈む一方、強豪クラブと比べると力での劣るウェストハム・ユナイテッドが6位と躍進(昨季12位)。一方、昨季の覇者であるチェルシーが13位に沈むなど、戦前の予想を大きく覆しながら推移している。

 そんな波乱づくしのプレミアで、リーグ屈指の選手層を誇るマンチェスター・Cも苦戦を強いられている。首位を射程圏にとらえる好位置に付けているとはいえ、格下への取りこぼしも目立ち、その航海は決して順風満帆とは言えないのだ。

 選手たちも今季の難しさを認識しており、守備的MFのフェルナンドが「楽な試合はひとつもない」と明かせば、サイドアタッカーのヘスス・ナバスも「簡単なリーグではない。実力的に優勝を狙えるクラブが5~6クラブもあり、競争が激しい」とこぼす。ふたりの目から見た国内制覇のライバル、そして優勝へのポイントはどこか──。