2016.01.30

長友佑都とインテルの契約延長で両者が手にする大きなメリット

  • マッテオ・ブレーガ●文 text by Matteo Brega  利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 長友佑都のインテルとの契約更新の発表が秒読み段階に入っている。新たな契約期間は2年だが、オプションで3年目もついている。今年9月に30歳になる彼にとってはかなり良い内容だろう。

コッパ・イタリア準決勝ユベントス戦に出場した長友佑都(photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA) 長友がチェゼーナからインテルに移籍してきてから、この1月でちょうど5年となる。その間、長友は日を追うごとにインテルのロッカールームで重要性を増していった。そんな彼の現在の契約は今年の6月末に切れる。当初、インテルは長友の移籍金が0になる前に、どこかのクラブに彼を売り渡そうと画策。そのためシーズンの序盤、マンチーニ監督の構想に長友は入っていなかった。

 ベンチに座る長友のもとには多くのオファーが寄せられた。まずはサンプドリア、その次にジェノア、そしてドイツのシャルケ……。しかし彼はそれらをことごとく断ってきた。長友自身の希望はあくまでもインテル残留で、試合に出られなくても、どんないい条件のオファーが来ても、その決意がぶれることはなかったのだ。

 契約切れが目前に迫るこの2月2日からは、長友は世界中のチームと自由に契約を結ぶこともできる。しかしそれでも彼は、あくまでも2018年6月30日までのインテルとの契約延長を選ぶだろう。