2015.03.06

早くも結果。南野拓実がザルツブルクで得た「プレイ基準」

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei
  • photo by AFLO

 3月4日に行なわれたオーストリアリーグ、アドミラ・メドリング対ザルツブルクの一戦は、アウェーのザルツブルクが4-1で快勝した。先発した南野拓実はフル出場。退場者を出して数的に不利な状況の中で初ゴールを決めると、その後も試合終盤までゴールを狙い続け、結局2ゴール1アシストを記録する活躍を見せた。

アドミラ戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた南野拓実(ザルツブルク) 南野に話を聞いたのはその1週間前のこと。彼にとってターニングポイントとも言える試合の後だった。

「試合をしていて楽しかったですし、こういう相手とやれたっていうのは自分にとっていい経験になりました」

 ヨーロッパリーグ(EL)の決勝ラウンドに臨んだザルツブルクは、スペインのビジャレアルと対戦した。2月26日の第2戦は1-3で敗れ、2戦合計2-5でとなりベスト32で姿を消すことになった。自身はケガの影響もありわずか45分の出場に留まったが、この戦いは南野にとって今後の大きな指標になった。

 新天地にオーストリアの強豪ザルツブルクを選んだ南野だが、初めからその視線はより高いレベルでの戦いを見据えていた。リーグ再開初戦でいきなり先発に名を連ねた南野は先発入りに満足することはなく、「そのつもりで来ていますし、ここからだという気持ちの方が強い」と語っていた。あくまで目標はこの地で活躍することだった。