2014.11.07

苦しむシャルケ。内田篤人「もっとできるはずなのに」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4戦。シャルケはスポルティングに2-4で敗れた。

 シャルケがどうにもうまくいかない。成績不振からケラー前監督を解任し、ロベルト・ディマッティオ新監督が誕生してから、この試合を含めて3勝2敗。まずまずの出だしにも見えるが「勝てていても内容が良くない」と言う内田篤人は、繰り返し「僕たちもっとできるはずなのに」と首をかしげた。

スポルティング戦に先発フル出場した内田篤人(シャルケ) スポルティング戦は、先制しながら、セットプレイで追いつかれると一気に逆転され、終わってみれば4失点。「セットプレイ、ロングシュート、サイド攻撃、カウンター。一通りの形でやられたね」と、内田は自嘲気味だ。第3節、ホームでのスポルティング戦でも、勝ちはしたものの3失点しており、「2試合7ゴールは取られすぎ」と、FWフンテラールもあきれ返った。

 ディマッティオ監督就任以降、目立った戦術の変更があったわけではないが、選手の起用法は変わっている。もちろん相変わらずMFファルファンが長期離脱中、DFのマティプやコラシナツ、MFドラクスラーが再び離脱するなど、気の毒な状況にはあるのだが、失点の多さは、監督の起用法にも理由がありそうだ。

 内田は「うちはもっとボールを回せるチームだったはずなのに、最近ミスも多い」と語る。このことは、ディマッティオが就任して以降、3試合に出場しているボアテングが、いずれも2列目で起用されていることに要因があるように見える。