ドルトムントCL連勝。香川真司の明るい表情が物語るもの
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節、アンデルレヒト(ベルギー)対ドルトムント戦。ドルトムント復帰後、香川真司が初めてCLでフル出場し、チームも3−0で快勝した。これでドルトムントは2連勝、グループステージでアーセナルをおさえて首位に立った。試合終了後、香川はベンチに戻りながら小さなガッツポーズを繰り返した。
アンデルレヒト戦に先発フル出場した香川真司(ドルトムント) 前半3分だった。中盤の高い位置でボールを持った香川は、前方を走るインモービレの姿をとらえるとふわっとした浮き球のスルーパスを送る。インモービレは難なく抜け出し、そのパスをゴールに流し込んだ。「シュートを打とうと思ったんですけど、一瞬のひらめきだった。よく出せたなって思います」と、本人も納得のスルーパス。ドルトムントはこれで一気に試合展開が楽になった。
練習中から「体は重かったけれどフィーリングは良かった」と言う。
「今日はちょっと余裕があったというか、ボールを受けたときの視野が落ち着いていた。アシストは試合前から意識してたところだった。それが結果に繋がってよかったです」
この日はいつも通り、4-2-3-1の2列目中央でプレイ。右にオーバメヤン、左にグロスクロイツ、1トップにはインモービレが入った。アンデルレヒトが全体に引いた位置からスタートしたため、香川は比較的高い位置で自由にプレイできた。
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