負傷したネイマールにスニガが謝罪しない理由 (3ページ目)
それに対して、スニガはプレイ中の接触とは言え、ひとりのブラジル人選手のW杯を台無しにし、謝罪もしていない。
「一流のアスリートというのは、接触する瞬間に少しでも回避するような行動が起こせるものだ。残念ながら、スニガはそれをしなかった。極めて野蛮な行為で、とても許されるものではない」
ブラジルのコメンテーターはそう批判していた。反則の応酬で、熱くなりすぎた選手が“敵エースを潰さなければならない”という衝動を抑えきれなかった、というのが実情だろう。
ピッチでいかに振る舞うべきか。
そこに正解はないのかもしれないが、自分はこうあるべきだ、というのだけではなく、敵の選手へのリスペクトも欠いてはならない。それが万国に共通する一流フットボーラーの条件ではないだろうか。
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