2014.03.19

マンUに吹く嵐。香川真司にとっても重要な一戦が始まる

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、オリンピアコス戦(現地3月19日)を前に、マンチェスター・ユナイテッドに嵐が吹いている。

 16日にホームで行なわれたリバプール戦で0-3と大敗。ルーニーが「サッカー人生の中でも最悪の一日」とはき捨てた一方で、リバプールのロジャース監督は「もっと点が取れた試合」と余裕たっぷりな様子を見せるなど、今季の両チームの戦いぶりを象徴するような一戦となった。いくら3点のうち2点はPKで献上したものとはいえ、90分で枠内シュート1本では勝てるわけがない。

 当然のように各メディアは強烈な批判記事であふれている。

リバプール戦はベンチ入りしたものの出場しなかった香川真司 BBC(電子版)は元イングランド代表ダニー・ミルズの番組内でのコメントを引用しながら「タイトルをとるのにあと10年はかかるだろう」と酷評した。「再建するだけで3、4年はかかるだろう。その間に他のチームはどんどん強くなる。チャンピオンズリーグで勝つ可能性はまだ残っているが、モイーズはリーグ戦でも優勝した経験がない」と手厳しい。

 また、モイーズのエバートン時代の同僚の衝撃的なツイートも各メディアをにぎわせている。エバートンU‐18の監督で、かつてリバプールでもプレイしたケビン・シーディが、ツィッター上で戦術批判を行なったうえ、「モイーズは(エバートン時代の)7年間、我々のユースチームに興味を示したことがなかった」と、その資質に疑問を呈したのだ。デイリー・メイル紙は、シーディがそのあと騒ぎになってもそのツイートを消してないこと、さらには他の人がモイーズについて「横柄だ」と語ったことについて、シーディが否定していないことまでわざわざとりあげている。