2014.02.21

ますます高まってきたバイエルンCL連覇の可能性

  • 杉山茂樹●文 Sugiyama Shigeki
  • photo by Getty Images

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦。2月18日、19日に行なわれた4試合は、アウェーチームが全て勝利を収めるという珍しい結果に終わった。第2戦でスコアがひっくり返ることは考えにくい。

 バルセロナ、パリ・サンジェルマン、バイエルン、アトレティコ・マドリードが順当にベスト8へ進むだろう。マンチェスター・シティ、レバークーゼン、アーセナル、ミランは現実的にみて苦しい。

アーセナル戦でもバイエルンの攻撃の中心になっていたロッベン 残る4試合は25日、26日に行なわれるが、優勝の可能性を感じさせるチームは18、19日に試合をした方に多く含まれると思う。それにレアル・マドリードを加えた5チーム。チェルシー、ドルトムントはギリギリという感じだ。

 優勝候補を探ることは、本命バイエルンを倒す可能性があるチームを探すことと同じだ。今季もバイエルンはこのトーナメントの中心にいる。あるいは他チームと少し水が空いているような気さえする。

 ご承知のように、チャンピオンズリーグで2連覇を達成したチームは、88~89、89~90シーズン、チャンピオンズカップの時代のミランまで遡(さかのぼ)らなければならない。優勝候補が無数に群雄割拠する競技ならいざ知らず、特定のビッグクラブにほぼ絞られている中で行なわれる競技にあっては珍しい話だ。