【ドイツ】リーグ戦そっちのけ?メディアも夢中のグアルディオラ監督就任
グアルディオラのバイエルン監督就任を伝えるドイツの雑誌 グアルディオラが来季からバイエルンの監督に就任する。そんな発表がなされたのは1月16日のことだった。ブンデスリーガの後半戦が開幕するわずかに2日前だったが、これによって全て他のニュースは蹴散らされ、雑誌、新聞はともにグアルディオラの就任情報に彩られた。
その内容は、ブンデスリーガに海外から大物が久々にやってくるという喜びに満ちた好意的なものが大半を占めていた。キッカー誌の表現を借りれば「バルセロナのプレイスタイルを作り、タイトルの山を築いた若くて世界的に有名な監督」がやってくるのだ。
記事にはグアルディオラのプロフィール紹介や監督就任に関する事情説明だけでなく、多種多様なものが見られた。例えばキッカー誌では、スペイン、イングランド、イタリア、フランスの合計12 のメディアの論調を抜粋して紹介している。中でもイングランドメディアからの抜粋が興味深い。イングランドメディアの紹介は12のうち4つ。
「さよならペップ。ドイツの巨人のためにプレミアリーグは拒絶された」(ザ・サン)
「さようなら!チェルシーの全ての望みは去った。ドイツの巨人が勝った」(デイリーメール)
「アブラモビッチは他の監督を探さねばならない。モウリーニョにスタンフォード・ブリッジへの扉が再び開いたということか?」(インディペンデント)
1 / 3