【イングランド】ゲイ雑誌の表紙を飾ったのは、ウェストハムのあの選手

  • 鈴木英寿●文 text by Suzuki Hidetoshi

 イギリスの『アティテュード』誌といえば有名なゲイ専門誌。過去には元マンチェスター・ユナイテッドのデビッド・ベッカム(2002年)や、元アーセナルのフレドリック・ユングベリ(2006年)を表紙に起用した実績がある。

 そして今回、晴れの殿堂入り(?)を果たしたのが、ウェストハムのウイング、マット・ジャービスだ。本人は「ストレート」と公言しつつも、「ゲイのフットボーラーはカミングアウトすべき。ゲイのフットボーラーも数多くいるはず。別に驚きでも何でもないよ」と、ゲイに肯定的。また、ジャービスは、「(ゲイのフットボーラーも)カミングアウトすれば、ピッチに集中できるはずだ」というコメントも残している。

 ちなみにこれまで、イングランドでゲイをカミングアウトしたサッカー選手は、元ノッティンガム・フォレストのジャスティン・ファシャヌただひとり。1990年に『サン』紙でカミングアウトしたが、その8年後、37歳で自殺を遂げている。

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