【イングランド】久々の朗報?マンCが「食」でもリーグを制するか
昨季覇者のマンCは、首位マンUに勝ち点7差をつけられているが、ピッチ外の話題の数では断トツでトップ。
なかでも、最も多くの話題を提供しているのは、イタリア代表の問題児FWマリオ・バロテッリ。今回も第22節アーセナル戦(1月13日)直前に頭を金髪にして注目を集め、さらにマンチェスター市内で通算27回目の駐車違反を犯すなど、相変わらずの悪童ぶり。
一方、今冬の移籍市場で選手補強をしない方針のマンCだが、イギリスで人気のカリスマシェフ、ジェイミー・オリバーと来季から5年契約を結ぶことで合意したと地元メディアが報じた。スタジアム内のVIP席や売店のフードメニューを一新させるという。
マンCの営業部長トム・グリック氏は、「我々の目標はスタジアムを訪れる観客に世界最高峰の顧客サービスを提供すること」と話しており、これまでの「まずい」イメージからの脱却を図る。オリバー氏は選手たちの献立にも携わるとも報じられている。
「ワールドクラス」を目指すマンCが残す今季のタイトルはリーグとFA杯のみ。ピッチ外の問題児の騒動ばかりでなくこうした明るい話題が続けば、ピッチ内での成功も伴ってくるのかもしれない。