【イングランド】悪童バロテッリが実母とクリスマスに和解

  • 鈴木英寿●文 text by Suzuki Hidetoshi

 マンチェスター・シティの悪童マリオ・バロテッリが、クリスマスに実母ローズさんと再会を果たした。12月30日の『ミラー』紙日曜版によると、2歳の時に養子に出されたバロテッリは、長年険悪な関係にあった実母を呼び寄せ、親子水入らずのクリスマスを過ごしたという。

 以前からバロテッリは、実母との不仲が取り沙汰されており、週給12万ポンド(約1700万円)を稼いでいるにもかかわらず、46歳のローズさんは時給6ポンド(約850円)の清掃業に従事。何の助けもしてくれない息子に対して、ローズさんが批判したことで両者の関係は最悪となっていた。しかし、晴れてクリスマスにようやく和解を果たしたようだ。

 ところで『ミラー』紙は、バロテッリの住む300万ポンド(約4億3000万円)の豪邸と、ローズさんが住む集合住宅を写真で比較。さらにバロテッリが乗り回す迷彩色のマセラッティと、ローズさんが通勤で使う公共バスの写真までも比較している。同紙は「母への最高の贈り物は......自分自身だった」という見出しを掲げているが、今後、実母へ金銭的支援をするかどうかに注目が集まっている。

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る