2012.08.05

【イギリス】韓国の前に敗退したチームGB、現地の盛り上がりは?

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao
  • photo by GettyImages

ウルグアイ戦で先制ゴールをあげたダニエル・スタリッジ(チェルシー) ロンドン五輪男子サッカー。日本での報道の多くは関塚ジャパンの躍進に関するものだろう。しかし、おそらくはそれ以外のチームの動向は、あまり伝えられていないのではないか。

 ただ、それはイギリスでも同じこと。日本のスポーツ紙などでは、日本のスペイン戦での勝利や永井謙佑の快足ぶりが、現地でも大きな話題となっているかのような記事を見かけるが、それはだいぶ誇張されているように思う。実際にはチームGBの報道とて、ロンドン五輪という大きな枠組みのなかでは扱いは意外にも小さく、イングランド代表のそれとは異なっている。

 そのチームGBは1日、グループリーグ最終戦でウルグアイに1-0と勝利し、グループA首位で決勝トーナメント進出を決めた。前半終了間際にスタリッジのゴールで先制すると、ユーロ2012にも第3GKとして参加した守護神バットランドの好守もあって、その後のスアレスとカバーニのオーバーエイジ・コンビを中心とするウルグアイの反撃を無失点で切り抜け、韓国との準々決勝に駒を進めた。

 第2戦のUAE戦では、キャプテンのギグスのゴールで先制したが、一時は同点に追いつかれ、その際には聖地ウェンブリーにブーイングが起こった。最終的には3-1で勝利したものの、引き分けに終わった初戦のセネガル戦同様、内容は低調で、試合後にピアス監督自身も「(ベスト8進出の)本命はウルグアイだ」と弱気なコメントを残していた。

 しかし、一戦ごとにチームはまとまりつつあり、次第に評価を高めているのもまた事実である。

 元イングランド代表のDFリオ・ファーディナンドは自身のツィッターでチームGBについてこんなツイートをしている。