2012.03.05

【ドイツ】
香川真司決勝ゴール!ライバル敗れドルトムント独走態勢へ

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo

マインツ戦、香川の決勝ゴールが決まり、スタジアムは興奮のるつぼに ブンデスリーガ第24節はドルトムントの逆転優勝が現実味を帯びてきた週だった。後々、そう振り返ることになるのではないだろうか。

 まず、土曜日15時半。上位チームが絡むレバークーゼン対バイエルン、そしてフライブルク対シャルケの2試合がキックオフ。前者は、試合後半までスコアは動かなかったが、結果的に2-0でレバークーゼンが勝利する。試合中にはバイエルンのミューラーとボアテングが守備のことで激しく言い争いをするシーンがテレビに何度も映し出され、ビッグネームが名を連ねたチームが不調に陥ったときの難しさを際立たせた。一方後者は、このところバイエルンと引き分けるなど好調ぶりの目立つフライブルクが前半18分に先制。シャルケは早い段階から苦戦を強いられ、結局1-2で敗れた。

 ドルトムントの試合の1時間前の時点で2位と4位のチームがコケた。情報を手に入れたサポーターは異常な盛り上がりを見せ、選手たちは気合いを高めた。

「サポーターは楽しんだと思う。自分たちはそれぞれに情報を入れていた。普段通りを心がけながらも、みんなプレッシャーとか、いろいろな思いがあったと思う」と、香川真司は語る。