【Jリーグ】福田正博が挙げる、サッカー日本代表入り期待の選手たち「新たな顔ぶれが躍動している」 (3ページ目)
【日本代表での活躍も期待】
攻撃的なポジションでは、サンフレッチェ広島の鈴木章斗にも注目している。チームは開幕からジェフユナイテッド千葉を3-0、浦和レッズを4-1で下して2連勝したが、続く川崎とガンバ大阪には引き分け。名古屋グランパスには3-0で勝ったものの、翌節はファジアーノ岡山と打ち合いの末に2-3で敗れた。
チームとして安定感を少し欠くなか、鈴木がゴールを決めた千葉戦、浦和戦、名古屋戦では勝点3を手にしている。それだけに鈴木がゴールという結果でチームを波に乗せてもらいたい。そして、2003年生まれで23歳の鈴木には、次のW杯に向けて日本代表でしっかり存在感を示してもらいたいとも思う。
その日本代表は来年1月のアジアカップまで森保一監督体制の継続が決まった。きっと日本サッカー界全体の発展を常に考えている森保監督のこと、「前回大会の雪辱を果たし、有終の美を飾りたい」なんていう気持ちは微塵もないだろう。このアジアカップは、2030年W杯の組分けを考えて、FIFAランキングを高めるため重要な戦いになる。いい形で次の大岩剛監督にバトンタッチしたいと考えているはずだ。
そのためには、いかにチーム全員が同じ目的に向けて一丸になれるかが重要。その点でヨーロッパ組はコンディションやモチベーションの面で難しさがあると推測されるので、Jリーグからも多くの選手を招集する可能性があるだろう。
そこに向けた第一歩となるのが、9月24日、28日、10月1日、5日に国内で予定されているウルグアイやベネズエラなどとの強化試合だ。海外組だけではなく、Jリーグもくまなく見ている森保監督だけに、今季の選手たちのパフォーマンスも細かくチェックしているはずだ。ここで触れた小川や谷村、鈴木や天野といった選手たちをはじめ、ひとりでも多くのJリーグ組が日本代表に名を連ねることを期待している。
著者プロフィール

福田正博 (ふくだ・まさひろ)
1966年12月27日生まれ。神奈川県出身。中央大学卒業後、1989年に三菱(現浦和レッズ)に入団。Jリーグスタート時から浦和の中心選手として活躍した「ミスター・レッズ」。1995年に50試合で32ゴールを挙げ、日本人初のJリーグ得点王。Jリーグ通算228試合、93得点。日本代表では、45試合で9ゴールを記録。2002年に現役引退後、解説者として各種メディアで活動。2008~10年は浦和のコーチも務めている。
【画像/トップ10一覧】元サッカー日本代表・Jリーガーが選んだ、スゴイ選手ランキング
3 / 3





















