首位マリノスを追いかける鹿島アントラーズの攻撃。ゴールシーンは個々のプレーの質に注目
Question
広瀬陸斗はゴール前を見たあと、なにを選択して崩したか?
Jリーグ第22節、鹿島アントラーズがホームにヴィッセル神戸を迎え、1-1のドローとなった。首位・横浜F・マリノスを追いかける2位鹿島にとって、調子を上げてきているとはいえ、ホームで下位の神戸と引き分けるのは痛恨だった。
ただ、追い込まれたなか、執念で手繰り寄せた勝ち点1でもあった。
後半早々に、神戸の大迫勇也に先制点を奪われた鹿島。同点に追いつきたいなかで、15分にセンターバックのキム・ミンテが2枚目のイエローで退場となり、残り30分を10人で戦うことを強いられた。
しかし、あきらめないホームの鹿島は、終了間際となる42分に和泉竜司のゴールで同点。辛うじてドローへと持ち込んだ。
今回は、その同点弾のシーンを取り上げる。
後半42分、左サイド敵陣深くで土居聖真がキープして神戸のラインを押し込み、安西幸輝へバックパス。
後方でボールを受けた広瀬は、次にどんなプレーを選択しただろうかこの記事に関連する写真を見る そして安西からさらに後方の広瀬陸斗へとつなぎ、ボールを持った広瀬がルックアップしてペナルティーエリアを見た。
その瞬間に鈴木優磨と和泉が動き出した。次の瞬間、広瀬はなにを選択しただろうか、というのがQuestionである。
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