2021.10.23

決死の残留争いで横浜FCの武器はカウンター。チャンスでFWが見せた巧みな動き

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

Jリーグクライマックス2021
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Question
安永玲央がパスをもらう瞬間、前線のサウロ・ミネイロはどう動き出した?

 J1第32節で、残留を争う横浜FC対徳島ヴォルティスの直接対決、いわゆる"6ポイントゲーム"が行なわれ、横浜が5-3の打ち合いを制した。

 横浜FCは今季チーム最多となる5得点で残留争いのライバルを直接叩き、16位徳島との勝ち点差を4にまで縮めた。両チームの気持ちがぶつかり合う激しいゲームのなか、躍動したのがストライカーのサウロ・ミネイロだ。

 今季途中から加入したサウロ・ミネイロは、スピードとパワー、決定力を備え、ここまで8試合で4得点。第30節の横浜F・マリノスとのダービーで2得点を挙げて2-2で勝ち点1をもたらし、今節でも2得点で貴重な勝ち点3獲得に大きく貢献した。

 今回は、その徳島戦でサウロ・ミネイロが決めた、2点目のシーンを取り上げる。

安永へパスが渡る瞬間、前線のサウロ・ミネイロはどう動いたか安永へパスが渡る瞬間、前線のサウロ・ミネイロはどう動いたか この記事に関連する写真を見る  前半20分、徳島の岩尾憲のパスをジャーメイン良がカットし、こぼれ球を拾った岩武克弥がボランチの安永玲央へとつないだ。

 その瞬間、前線のサウロ・ミネイロはどう動いたか、というのがQuestionだ。