2021.09.18

アビスパ福岡が鹿島戦で見せた高いクオリティーのゴール。目標達成まであと少し

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
右サイドへの展開から、福岡はどう相手を崩したか?

 今季昇格組のアビスパ福岡が躍進している。第10節から6連勝を記録し、第26節では王者・川崎フロンターレにここまで唯一の土をつけた。

 そして第28節の鹿島アントラーズ戦ではアウェーで3-0と完勝し、シーズンダブルを達成。3連勝と勢いに乗っている。

 今年の新体制発表で福岡が掲げた目標は「勝ち点50以上」「10位以上」だった。それが第28節終了時点で、勝ち点42で8位。目標達成は目前である。それどころか、ACL圏内すら視界に捉えられそうな位置にまでいる。

 そんな福岡はドウグラス・グローリ、前寛之らを軸にソリッドな守備組織を形成し、どんな相手にも簡単には崩されないチームを練り上げた。その粘り強い守備から、鋭いトランジションで相手ゴールへ迫るのが武器である。

 今回は、その武器に鹿島が飲み込まれた先制のシーンからQuestion

右サイドで金森がボールを受けた。このあと福岡はどんな展開を見せたか右サイドで金森がボールを受けた。このあと福岡はどんな展開を見せたか この記事に関連する写真を見る  前半26分、ボールを奪われた福岡がすぐに奪い返し、右サイドの金森健志へ展開した。ゴール前には手前から杉本太郎、山岸祐也、フアンマ・デルガドと並んでいる。

 次の瞬間、福岡はどんな攻撃をしただろうか。